葦書房

『原発事故と巨大地震の正体』発売
2014/2/27 3/8 4/22

 住所等は現住所に変更しましたが、それ以外は公開当時のままです。(2021/3/13 久本福子)

●立ち読み●
本文の一部をご覧ください。

 『原発事故と巨大地震の正体』の一部を公開させていただきます。印刷用データを使っていますので、印字されていない白地のページもありますが、21ページまでPDFで公開させていただきます。タイトルなどを記載した最初のページ(扉)は、タイトルを真ん中に配置せずに右下に配置しましたので、最初のページから何も書かれていない白地のように見え、不審に思われるかもしれませんが、レイアウトの関係です。また一般的には書籍では、扉につづいて、「まえがき」「はじめに」などが配置され、目次はその後に配置される構成になっておりますが、本書は「まえがき」が非常に長いので、あえて目次を先に配置しております。(2014/4/22)

『原発事故と巨大地震の正体』PDF
1〜21ページ

 

 

 『総里の乱心』を大幅に増補した『原発事故と巨大地震の正体』を発売いたしましまし
 

た。なぜタイトルを変えたのかなど、増補版の内容につきましては、本書の「まえがき」と目次を下 に転載しておりますのでご覧ください。
 執筆に時間がとられ、3月11日までの出版はとても不可能な状況でしたが、印刷所のご協力を得て、3月8日に印刷が上がり、何とかギリギリで間に合いました。本書の内容はチラシでポイントをお示ししております。是非とも、ご一読ください。本書を読まずして、日本の安全保障は語れない、と言っても過言ではありません。

 

販売協力書店さんは、一番下に掲載しております。(3/15)

  

『原発事故と巨大地震の正体』 
久本福子著 定価1600円+税 
並製 285頁
ISBN978-4-0866-3

  

データから読み解く3.11の真実!

公的資料を丹念に読み込んで発見した、3.11をめぐる驚愕的事実満載の、本邦初、世界初の大衝撃の書。
福島原発は溶融貫通していない。
3.11の巨大地震は、大量の放射能を吐き出していた。 

 本書は、公的機関が公開した資料を基に、原発事故が外部からの人為的な工作によってなされたものであることを暴露した、唯一無二の本です。巨大地震も、人工的に仕掛けられたものであることをデータで証明していますが、次々と日本を襲う巨大地震の中で、公的資料を基に人工地震であることを証明したのは、本書以外にはないはずです。また地震に関しては、地震研究をめぐる不可解な動きも紹介しています。自然災害を装おった日本破壊。本書は公的資料を駆使して、この恐るべき3.11の真実を明らかにした唯一無二の本です。(4/15)

 

 

科学者の色メガネ
(「ブックレット葦」5号より転載)

 3月16日にNHKスペシャルで「放射能‘大量放出’の真相」という福島原発事故の検証番組が放映されたそうです。わたしはここ15年余りテレビを見ていませんので、直接番組を見たわけではありませんが、先日、NHKラジオでこの番組のことを知りました。どんな内容だったのかをWEBで調べたところ、概略内容は分かりました。タイトル通り、大量の放射能の放出の謎を解明しようとしたものらしい。わたしは番組も見ておらず、間接的な情報から得た概略的な内容しか知りませんが、おそらくこのNHKスペシャルでも、謎はほとんど解明されていないと思われます。

 この番組を紹介したいくつかのWEBブログの内容から推測すると、専 門家の検証を経た結論は、ベントの際、放射性物質を1000分の1まで低減させるフィルターの役目を果たはずの格納容器内の水が、異常な高温で沸騰してしまって、水は水にあらずの状態になり、フィルターの役目を果たすことができなかった。その結果、放射性物質がほとんど除去されぬまま外部に放出されたとのことです。

 しかしこれは、事故の実態とは余りにもかけ離れた検証であり、結論です。ベントと大量の放射能放出とは無関係であることは、公的な調査資料にも明記されています。事故を巡る様々な動きと放射能拡散状況とを時系列に沿って検証するならば、両者の間には相関性のないことは素人にも確認することができます。両者の間には因果関係のないことは、それほど明確だということです。

しかしこの番組に限りませんが、専門家は、爆発当時の放射能の拡散状況を時系列に沿って、時間を追ってその変化を詳細に調べようとはしていません。時系列に沿って放射能の拡散状況を調べるならば、ベントや爆発と放射能の大量放出との相関性が検証できますが、ほとんど誰もそこまではやろうとはしない。おそらくNHKスペシャルでも同様であったのだと思われます。

ではなぜ専門家は、放射能拡散の時間変化までは調べようとはしないのか。おそらくそれは、大量の放射能はベントや爆発によって放出されたものだと専門家の多くが信じて疑っていないからです。そう考える専門家にとっては、なぜ、あるいはどのようにして、ベントや爆発時に大量の放射能が放出されたのかという点に焦点を当てて、推論を立てる以外に検証方法の選択はありません。

  しかしベントや爆発によっては、大量の放射能は放出されなかったとしたならば、この検証は全く無意味になります。実は、福島原発事故の検証にとっては、ベントや爆発によって大量の放射能が放出されたのかどうか、ここから始めるべき事故であったわけです。しかしこの前提そのものを疑い、検証しようとする専門家は一人もいません。NHKスペシャルも例外ではありません。

当然のことながら、当事者である東電も同じ罠にはまっています。3月29日の朝日新聞に、東電の技術部門トップだという姉川尚史常務への大紙面を使ったインタビュー記事が掲載されていましたが、事故から今日まで、「原発を続ける資格」はあるのかと自ら問い続けてきたという姉川氏も、社外の専門家同様、前提そのものから検証し直すために、ゼロから資料を詳細に検証しようとは考えもしていないようです。

 しかし前提そのものを疑い、ベントと放射能拡散状況の時間変化を追っていくならば、ベントによって大量の放射能が放出されたという記録はどこにも存在しないことが明らかとなります。また爆発によって、大量の放射能が放出されたと、日本中が、世界中が信じて疑っていませんが、爆発と放射能放出量の時間変化を調べるならば、原子炉には燃料が入っていない空っぽの4号機の爆発以外には、爆発と放射能放出量とには全く関連性のないことも明らかとなってきます。しかしベントや爆発によって大量の放射能が放出したという大前提が崩れると、原発事故は原子炉そのものの異常に起因する事故ではないということになります。さらに言うならば、人為的な工作によって引き起こされた事故である可能性さえ疑われる事態ともなってきます。

 しかし今の日本には、この現実を直視することのできる人は、学者、研究者などの専門家の中にはもとより、政治家にもいません。

 わたしは3月に自社葦書房から『原発事故と巨大地震の正体』を出版
しましたが、わたしは本書の中で、公開済みの公的資料を基に、大量の放射能はベントや爆発によるものたという前提そのものを検証をし、ベントや爆発によっては大量の放射能は放出されていないという事実をデータ的に明らかにしております。のみならず、核種の調査によって、福島原発敷地内では全く検出されていない核種が被災地一帯で大量に検出されていることや、原子炉の温度からも原子炉由来の水素爆発は起こっていないということなども、公的なデータを基に明らかにしております。

 本書は昨年7月に『総理の乱心―福島原発事故の真相』というタイト ルで電子書籍として出版したものが基になっておりますが、当初はそのタイトル通り、当時の菅直人総理の振る舞いを、ここでも時系列に沿って詳細に検証しつつ、菅元総理が意図的に原発事故を誘発、拡大させてきたという事実をデータ的に明らかにしております。菅総理の原発事故対応での過剰介入はマスコミでもかなり報道されていましたが、その実態を時間ごとに詳細に調べるならば、菅氏の異常介入は、単に素人ゆえの無知からくるものではなく、原発事故を意図的に誘発することを狙ったものであることが明白になってきます。その事実を明らかにした本書を読むと、思わず背筋が寒くなるはずです。

 ただ、電子書籍は有料では売れませず、無料で公開しました。原発事故の真相を一人でも多くの方に知っていただきたかったからですが、その後、新しい事実にも遭遇し、原発事故だけではなく、3.11の巨大地震そのものも人為的に仕掛けられたものであることが判明しました。この驚愕的な事実も公的機関が公開している資料によって明らかにされたものですが、地震の専門家はおそらく誰もこれらの資料は見ていないはずです。地震の専門家も1000年に一度あるかないかというほどの巨大地震であっても、天然自然のものだと信じて疑っていませんので、この大前提を揺るがすようなデータの存在には気づきもしないのでしょう。データが客観的に存在していても、問題意識のないところには、その存在はないにも等しい。これは地震のみならず、原発事故でも同様です。

 原発事故のみならず巨大地震までもが人為的な工作によるものであるという事実は、わたしにとっても非常に衝撃的でした。WEBには3.11の巨大地震は地震兵器によるものだという記事が種々公開されています。わたしもあの巨大地震は、発生のタイミングからしてもとても天然自然のものだとは思えないと感じておりました。しかし日本の公的機関でその事実を証明する資料を発見した時には、心底衝撃を受けました。そしてこの事実を一人でも多くの方に伝えたいとの思いから、誰にでも読んでいただける紙の本で出版することにいたしました。巨大地震も人為によるものだという衝撃的な事実も加えましたので、タイトルも変えて『原発事故と巨大地震の正体』とした次第です。

 一人でも多くの方にお読みいただきたいと念じておりますが、著名作家の本のように書店店頭で広く販売されるようなものではございませんので、店頭にない場合は書店さんや弊社までご注文ください。書店店頭にない場合はお手許に届くまで少し時間はかかりますが、全国どこの書店さん、どこのオンライン書店さんからでもご注文いただけます。

 

原発事故と巨大地震の正体・目 次

まえがき

第一章 事故調報告書は生きている

  1 事故調報告書は情報の宝庫

  2 吉田所長の入院と原発事故本

  3 事故調報告書の検証

第二章 菅流「オレ様主義」の違法性

  1 司令塔の不在と官邸の法律無視

  2 なぜ緊急事態宣言は遅れたのか

  3 なぜ現地対策本部に権限が委譲されなかったのか

  4 なぜ初動が遅れたのか

第三章 現場に介入しつづけた菅官邸

  1 官邸による過剰介入と情報統制

  2 撤退問題と電源復旧

  3 外部電源復旧妨害作戦

第四章 放置された被災住民

  1 組織的機能分担の無視

  2 住民避難と病院避難

第五章 アメリカの支援と拒否する官邸

  1 アメリカ原子力規制委員会会議録

  2 日米間の齟齬

  3 米軍支援リスト

第六章 爆発事故をめぐる謎

  1 爆発の偶然性

  2 原子炉の最高温度

  3 放射線量と爆発の相関性

  4 放射線量と核種は雄弁に語る

第七章 福島とチェリノブイリ

  1 急性被曝障害の有無

  2 記録されるチェリノブイリ

  3 チェリノブイリの事故鎮圧作戦

第八章 役所の多層化構造と規制組織

  1 保安院の問題点

  2 統合対策本部と規制委員会

第九章 原発と地震

  1 汚染水とトリチウム

  2 ストロンチウム90をめぐる怪

  3 隠蔽されるデータ

  4 宮城県の高濃度放射能と地震

  5 潰される地震研究

  6 東電の新報告書と原子炉の現況 

あとがき

現在、いずれの書店さんにも本書の在庫はありません。お手数ですが、ご注文いただければと存じます。(2021/3/13) 

ジュンク堂書店福岡天神店(TEL092-738-3322)
リブロ福岡天神店(TEL092-717-5180)
リブロ福岡西新店(TEL092-833-8802)
福岡金文堂新天町本店(TEL092-741-2106)
積文館書店福岡天神地下街店(TEL092-721-6395)
ジュンク堂書店池袋本店(TEL03-5956-6111)
ジュンク堂書店大阪本店(TEL06-4799-1090)
ジュンク堂書店大阪天満橋店(TEL06-6920-3730)
ジュンク堂書店神戸三宮店(TEL078-392-1001)
ジュンク堂書店神戸三宮駅前店(TEL078-252-0777)
ジュンク堂書店仙台本店(TEL022-716-4511)
丸善博多店(TEL092-413-5401)
紀伊国屋書店福岡本店(TEL092-434-3100)
積文館書店新天町本店(TEL092-781-2991)
ジュンク堂書店盛岡店(TEL019-601-6161)
ジュンク堂書店広島駅前店(TEL082-568-3000)
紀伊國屋書店札幌本店(TEL011-231-2131)
紀伊國屋書店新宿本店(TEL03-3354-0131)
 

 被災地の皆様には是非ともお読みいただきたと願っておりますが、福島県の書店さんからは、今のところご協力いただけておりません。東電の責任を免罪する本だと思われているのかもしれませんが、日本は今、東電だけでは対処不能な事態に直面させられているということです。まずは、3.11の真相を知っていただきたいと思います。
 店頭にない場合は、書店さんや弊社宛にご注文ください。全国どこの書店さんからでもご注文いただけます。どうぞよろしくお願いいたします。
 

以下はWEB書店さんです。現在はほとんどの書店さんがネット注文も受け付けておられると思いますが、以下の一覧は、本ページを作成した2014年当時のままのものです。(2021/3/13)

AMAZON
e-hon 
エルパカ
紀伊國屋書店
Jbook
セブンネット
東京堂書店
TSUTAYA
TRCブックポータル
BOOX
honto
Honya Club 
丸善&ジュンク堂
Yahoo
有隣堂
楽天

                  

葦書房


福岡市南区長丘2丁目14-16-202号
(〒815-0075)
TEL/FAX 092-408-7338
ashi@gold.ocn.ne.jp
https://www.ashi-jp.com